民間で初のH3ロケット相乗りで打上げ
Space BDは、BULLのスペースデブリ低減に必要な技術開発・実証に向けて、同社が開発する実証装置へのH3ロケット打上げ機会の提供を決定した。
同社は、JAXAにより、「H-IIA及びH3ロケット相乗りによる超小型衛星打上げ機会の提供事業」の民間事業者として選定。今回、同選定に基づいてはじめて、同社がJAXAより調達したH3ロケット打上げ枠を利用して民間サービスとしての相乗り事業が実施される。
BULLの取組は、文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業」にて採択されたテーマの一つで、衛星やロケット等の宇宙機のデブリ化を⾃律的に防⽌する装置の開発に尽力してきた。
今回の打上げ機会の提供を通じて、H3ロケットを利用した初の民間事業者相乗り事業を無事に成し遂げるのみならず、今後の注目技術であるBULLの”一歩進んだ軌道上実証”が成功を納めるよう、全力でサポートに取り組んでいく方針だ。
2024年10月25日