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ミッション終了を決定

ispaceは、月面着陸の試みに続き、ミッション2 「SMBC x HAKUTO-R Venture Moon」の進捗状況を報告した。

                                        

▲ミッション3および4 は2027年に打ち上げを予定

6月6日(日本時間)、月着陸船「レジリエンス」は月面へのタッチダウンを目指して着陸シーケンスを開始。着陸シーケンス後、ミッションコントロールセンター(MCC)は「レジリエンス」月着陸船との通信を確立できなかった。6月6日午前8時00分現在、ミッションコントロールセンターは、着陸船との通信が回復する可能性は低いと判断し、Success 9の完了は不可能と判断。これにより、ミッションを終了することが決定された。

ispace創業者兼CEOの袴田武史氏は「現時点で月面着陸成功の見通しが立たないことを踏まえ、これまで取得したテレメトリデータを迅速に分析し、原因究明に全力で取り組むことが最優先事項です」と話し、「株主の皆様、ペイロードのお客様、HAKUTO-Rパートナーの皆様、政府関係者の皆様、そしてispaceを支援くださる全ての皆様に調査結果を報告し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしている。

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