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宇宙用太陽電池の軌道上実証に搭載

出光興産が開発する宇宙用 CIGS太陽電池セルが、JAXAが行う次世代宇宙用太陽電池の 軌道上実証「SDX」の暴露部に搭載される。

                                                  

▲出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池のサンプル

SDXは、JAXAが開発する新型宇宙ステーション補給機「HTV-X1」が宇宙空間で行う実証の一つで、太陽電池の出力を定期的に計測し、宇宙軌道上で正常に動作することを確認するものある。宇宙空間は真空で、かつ放射線・極端な温度差があり、そのような過酷な状況でも、補給機や人工衛星などの宇宙インフラにエネルギーを供給できる高性能な太陽電池の開発が期待されている。

出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池は、非常に高い放射線耐性を持つという点や、将来的に宇宙産業におけるコストダウンへの寄与が期待できるという点から、宇宙用太陽電池の研究の一環として、SDX実証装置への搭載に至った。同社はSDXを通し、宇宙用CIGS太陽電池セルの宇宙空間におけるこれらの特性および発電の安定性を検証する。

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