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衛星データ協業で豪州市場拡大へ

アクセルスペースは、オーストラリア・Geoimageと、韓国・SI Analyticsとの3社間で、オーストラリア市場向けに地球観測データ開発やサービス展開において協力することに関して覚書(MOU)を締結した。

▲(左から)SI AnalyticsのJeon CEO、GeoimageのCovington CEO、アクセルスペースの深澤取締役

Geoimage Pty Ltdは、オーストラリアを代表する衛星画像および地理空間ソリューションの提供事業者であり、SI Analytics Co., Ltd.は、韓国の衛星データAI分析事業者である。今回の覚書に基づき、地球観測データの取得、AIを活用した衛星データ分析、現地でのサービス提供において各社の強みと技術力を生かし、オーストラリアの産業界および政府系機関での先進的な地理空間ソリューションの導入を加速させていく。

小型地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」のコンステレーションにより、広範囲かつ高頻度な光学画像を提供しているアクセルスペースは、2026年には次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」を7機打ち上げ、撮影頻度や撮影能力を向上させることを予定している。すでに同社はGeoimageと衛星画像の販売パートナーシップ契約を締結しており、今回の3社間の新たな覚書を機に、オーストラリアのユーザーのニーズにさらに応え、市場の拡大を図っていく。

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