衛星による作付け判定で業務連携
サグリは、INCLUSIVEの子会社であるLAND INSIGHTと連携し、農作物の作付け状況判定における業務効率化を目的とした業務連携を開始した。

▲解析結果の可視化で、農業行政の効率化と現場業務の迅速化を支援する
今回の連携により、LAND INSIGHTが衛星データから解析した作付け状況判定の結果を、サグリが開発・提供する農地管理アプリケーション上で視覚的に確認できるようになることで、自治体や農業団体の関係者がWEB上で簡単に解析結果を把握でき、現場での判断や業務がよりスムーズになる。従来、農作物の作付け状況確認には現地調査や目視確認など、時間と労力がかかる作業が必要であったが、担い手不足や高齢化が進行する中、限られた人員で正確かつ迅速に対応するためには、デジタル技術の導入による業務の効率化・精度向上が求められている。今回の取り組みは、その解決に向けた一歩となる。
まずはLAND INSIGHTが展開する福島県南相馬市での作付け状況判定業務において、解析結果の可視化および省力化の実証を開始し、この事例をモデルケースとして、全国の自治体・農業団体への展開を共同で加速していく。
2025年10月10日