新規コンステレーション構築めざす
Synspectiveは、顧客のDecision autonomy(意思決定の自律性)と経済効率性を両立させる新たなプログラム『Synspective OMNIA』を発表した。

▲Synspectiveは既存コンステレーションに加え、新規コンステレーションの構築を推進する
現在、安全保障や防災領域を中心に、天候や昼夜を問わず広域の観測を、高頻度で実現するSAR衛星コンステレーションの需要が急速に高まっており、多くの政府・企業が、SAR衛星データとその解析能力を自由に、そしてセキュアに使うことを望んでいる。一方で、政府・企業が単独で衛星システムを構築・維持する場合、多額の初期投資や継続的な運用保守費用が発生するだけでなく、観測対象となる地域外ではその観測キャパシティが使われない非効率性が問題視されていた。
Synspective OMNIAは、衛星コンステレーションの能力を複数ユーザーで共有(シェアリング)するフラグシッププログラム。このプログラムへの参加により、顧客は巨額の投資を行うことなく、特定地域とパスにおける優先的な観測・データ取得権を確保し、意思決定における主権と経済合理性を両立した衛星データ利用を実現できる。同社は現在、自社StriXシリーズによる30機以上のコンステレーション構築を進めているが、同プログラムでは、それとは別に新たなコンステレーションの構築を目指す。両コンステレーションを組み合わせることで、観測頻度・冗長性・地域カバレッジをさらに高め、顧客ごとの優先的なアクセス権をより柔軟に提供することが可能となる。
2026年10月9日









