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ヘッドライン(新着。更新情報)

創業10周年のアストロスケール、本社を移転(ヒューリック錦糸町コラボツリー)
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去を含む軌道上サービスに取り組むアストロスケールホールディングス(本社=東京都墨田区、岡田光信創業者兼CEO)は5月4日、2013年の創業から10周年を迎えた。 同社は創業以来、宇宙環境の持続可能性を確保するという使命に取り組んでおり、10年の経験を積んだアストロスケールは、宇宙業界で誰も知らなかったスタートアップから業界のキープレイヤーへと成長した。その過程で、世界中のさまざまな企業や機関と協力し、ともにデブリ問題および宇宙の安全で持続可能な未来を切り拓いていけることを、これまでの成果とあわせ誇りとしている。 そんな中、5月22日に同社は、東京都墨田区錦糸町のヒューリック錦糸町コラボツリーに本社を移転した。同施設にはアストロスケールとその日本子会社が入居し、5ヶ国に拠点を展開するアストロスケールのグローバル本社として機能する。【新本社概要】▽所在地=〒130-0013 東京都墨田区錦糸4-17-1 ヒューリック錦糸町コラボツリー(受付2F)▽電話番号(変更後)=アストロスケールホールディングス:03-5619-2623▽アストロスケール(日本子会社)=03-5619-2023。
2023/07/06 11:52:17
安野健二氏(元三菱商事)がSpace BDに参画
安野健二氏(元・三菱商事、三菱HCキャピタル)がSpace BDの社長補佐に就任。経営基盤をより強固にし、ポストISS時代に向け宇宙産業の発展に尽力する。 ▲約40年にわたり宇宙航空事業をリードしてきた安野氏 Space BDは、主力事業である衛星打上げサービスやISS利活用サービスを軸に、宇宙をテーマとした地域産業振興や、教育・人材育成事業、技術プロジェクトマネジメントなど、宇宙の新たな利活用を創出する事業を展開する中、今後のポストISS時代を見据え、同社が培ってきたビジネスの知見をベースに、地球低軌道の商業化に向けた検討実証も進めている。 安野氏は、三菱商事執行役員を経て、三菱HCキャピタルにて専務・顧問を務めるなど、一貫して宇宙航空事業に携わり、ニューヨーク・シンガポールでの長年における駐在経験から国際的にも豊かな知見を有しており、2011年には三菱商事の執行役員に就任し事業をリードしてきた。安野氏が有する豊富な宇宙関連事業に関する経験や大企業での経営手腕は、特にポストISS時代を含む国内外の官民連携において、同社の事業推進をより促進していくものとして期待されている。 ニュースソースを読む
2023/04/05 11:46:15
「宇宙」×「食」(ラーメン)の初コラボを開始
Space BDは、大阪で行列の絶えないラーメン店「人類みな麺類」との「宇宙」×「食」の新たなコラボレーションを開始する。   ▲ラーメン素材とロゴプレートを宇宙空間に打上げる   Space BDは、エムエスディと契約締結し、UNCHIが運営する大阪行列No.1「人類みな麺類」のラーメン素材とロゴプレート等を宇宙に打上げ、帰還させる、「宇宙」×「食」の新たなコラボレーションを開始。Space BDが2021年から主導しているスペースデリバリープロジェクト-RETURNto EARTH-として打ち上げられ、これまで研究開発・教育・PR 利用・伝統工芸品・エンタメなどの用途にて活用されており、この度初めて「食」を打ち上げるプロジェクトの機会となった。 UNCHI は、「人類みな麺類」、「くそオヤジ最後のひとふり」、「世界一暇なラーメン屋」等、大阪で行列の絶えないラーメン店を多数運営しており、東京・ニューヨーク出店の先には月・火星に出店進出をするというビジョンを掲げている。実現するための第一歩として、同社とのコラボレーションを通じ、「人類みな麺類」のラーメン素材(麺・スープ・ネギ・めんま・チャーシュー・ラーメンどんぶり素材)とロゴプレートを2023年度内に宇宙空間に打上げる予定。地球帰還後には、宇宙から帰ってきた素材を使ってラーメンどんぶりが制作され、ロゴプレートとともに、多くの人が見ることのできる機会を計画している。 ニュースソースを読む      
2023/03/20 13:54:24
三菱電機がアストロスケールに出資、安全保障用途の衛星バス共同開発・製造に向けた協業に合意
三菱電機㈱(本社=東京都千代田区、漆間啓社長)は、㈱アストロスケールホールディングス(本社=東京都墨田区、岡田光信創業者兼CEO)に 25 百万米ドル(約 33 億円)を出資する。これを受けて両社は、日本の安全保障用途の衛星に使用する衛星バスの共同開発・製造に向けた協業に2023年2月27日合意した。 防衛・宇宙のリーディングカンパニーである三菱電機と、次世代へ持続可能な衛星軌道を継承するための軌道上サービスに取り組むスタートアップ企業であるアストロスケールとの連携により、宇宙の持続利用に資する衛星コンステレーション(複数の人工衛星からなる衛星群)を構築し、わが国の安全保障に貢献する。 共同開発・製造を目指す当該衛星バスには、アストロスケールのドッキングプレートを搭載し、同社の捕獲衛星による除去を可能にし、運用終了時に自身で軌道離脱できない場合の除去を想定している。アストロスケールの岡田CEOは、「現代の生活は、衛星を使ったサービスに依存している。衛星が運用される軌道の環境が乱れ、使用できなくなってしまうと、現在の生活水準を維持できず、取り返しのつかないほど変化してしまうだろう。宇宙は、すべての商業、民間、および防衛部門が共有する特殊な領域であり、衛星バスの開発における三菱電機様との提携を通じて、宇宙の安全保障・防衛、並びに持続可能性(スペースサステナビリティ)に貢献できることを嬉しく思う」。    
2023/02/27 15:06:34
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