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Space BD 大分県の宇宙ビジネス人材育成事業を2年連続で受託、アントレプレナーシップマインドなど醸成

宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD(本社:東京都中央区、永崎将利社長)は、大分県における次世代の宇宙ビジネスを担う人材育成を目的とした、2023年度「宇宙ビジネス人材育成講座事業」を受託しました。

大分県は、国東市にある大分空港をスペースポート(宇宙港)として活用することを目指し、「大分空港・宇宙港将来ビジョン」を策定している。それに伴い、県内の「ビジネスとしての宇宙」に対する機運が高まる中、宇宙分野におけるビジネス創出を牽引していける人材の育成・獲得が重要なテーマとして捉え、人材育成講座の開講を決定し、Space BDは2022
年度から同事業を受託した。

昨年度の人材育成講座では、Space BDが使用権を有する国際宇宙ステーション(ISS)の実験装置を用いたビジネス創造ワークショップを主コンテンツとした宇宙ビジネスに関する講座を企画・提供した。優勝チームのアイデアは、実際にISSに2023年中に打ち上げられ、来年夏頃には地球に帰還する予定だ。

今回の人材育成講座では、「宇宙機器開発」「宇宙ビジネスの可能性」「アントレプレナーシップ」をテーマにし、合計3弾のプログラムを予定している。いま持っているノウハウや技術を宇宙へ活用したいと考える企業のみならず、宇宙をテーマとしたビジネス化に向けたヒントやマインドを得られる機会となっている。

同講座(10 月30 日~)は、大分県内企業従事者・大学生等を対象に無料で参加でき、これから宇宙ビジネスに挑戦しようと考える人たちの多く参加を待っている。