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「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択

Synspectiveが提案する中南米・アフリカ諸国対象のSAR衛星を利用した鉱業運営に効果的なモニタリング実証事業が、令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択、今年2月より本格始動した。

 

この実証事業を通じて、鉱業が活発な中南米およびアフリカ諸国の鉱山施設を対象に、横河電機、Insight Terra、SRK Consultingとの協業のもと、鉱山開発による災害前兆などを効果的に観測可能なSAR衛星データソリューションの実証を実施する。また、現地データによる検証や、鉱業会社からのフィードバックを通じて、最適な運用方法を確立することで、鉱業が活発な国々、企業へのサービス展開を目指す。

 


▲小型SAR衛星 「StriX」

SAR衛星を利用したモニタリングは、現場に機器を設置することなく、広域な地表面の変動量を㎜単位で検出することができ、鉱山資源採掘による崩落などの発災前兆を効果的に観測することが可能。鉱山施設を対象としたSAR衛星の効果的なモニタリング方法を複数の鉱業会社と共に実証し、中南米・アフリカ諸国を含む、鉱業が活発な国々、企業へのサービス展開を目指していく。将来的にはSyspectiveが保有する小型SAR衛星「StriX(ストリクス)」のコンステレーションによる、時系列InSAR解析技術を利用した世界最高頻度での鉱山モニタリングサービスの提供を予定している。

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