初の民間相乗り打上げサービス完遂
Space BDが打上げインテグレーション支援を行った全6機の衛星等が、「H3ロケット6号機(30形態試験機)」により、種子島宇宙センターから打ち上げられた(6月12日9時53分59秒 日本標準時、24時間表記)。

▲H3ロケット6号機(30形態試験機)打上げの様子(提供=JAXA)
今回のミッションにおいて、1つの搭載ポートから複数衛星を放出するため新たに開発した「インターフェースプレート」および、放出信号を分配・制御する「シーケンサー」は設計通りに機能し、衛星が放出されたことを示す信号を正常に受信した。この打上げ支援は、今年4月24日の発表においてSpace BDが掲げた「民間主導の相乗り打上げサービスによる商業利用拡大」を確固たるものとし、日本の宇宙利用を次のステージへ進める「確かな一歩」となった。
今回の打ち上げについて、Space BDシニアエンジニアの小島康平氏は、H3ロケット6号機の相乗り打上げサービスの完遂に対し、H3ロケット6号機に搭載された衛星事業者を支援できたこと、また、インフラの開発・実装を共に実施した事業者と、JAXA、三菱重工業といったH3ロケット関係者へ感謝の意を示した上で、「今回のミッションでは打上げ枠の提供のほか、複数衛星放出インフラの開発・実装、試験アプローチの工夫、打上げ射場への衛星等の輸送許可取得等、当社相乗り打上げサービス事業にとって重要な取り組みを実施した。途中、困難もあったが、基幹ロケット初の『民間相乗り打上げサービス』完遂という大きな成果に至った」と述べた。この成果を活かし、Space BDはこれからも民間主導による宇宙の商業利用拡大、ひいては宇宙産業の拡大に向けて貢献していく。
2026年6月29日









