人類初「宇宙で漫画を描く」に挑戦
スペースエントリーは、講談社が6月11日にプレスリリースを行った、人類初の試みとなる漫画『宇宙兄弟』を宇宙で描く挑戦『Mission: SPACE COMIC』(ミッション:スペースコミック)へ参画する。

▲漫画の内容は「宇宙兄弟」本編で語られなかった425話と426話の間の425.5話の物語となる(提供:講談社)
今回のミッションは、JAXAが提供する国際宇宙ステーションの『きぼう』日本実験棟を利用する、きぼう有償利用制度を活用している。きぼう日本実験棟内に搭載されたロボットアームを地上から操作し、宇宙空間の微小重力環境下で遠隔描画の実証という前例のない取り組みに民間企業、エンジニア、クリエイターの知見を結集し挑む。
描画に用いるロボットアームは、宇宙実験の自動化・遠隔化を見据えた実証データを取得する目的で、JAXAによって2025年に打ち上げられた新しい機械。今回は、それを利用した初の商業ミッションであり、「漫画を描く」という繊細な作業に挑戦する。このテーマは、微小重力下で線を再現する一見単純な内容に思えるが、時間制限や打ち上げ重量、強度・難燃対策、対流のない環境での発熱やインクの揮発対策など、地上とは異なる多くの制約の中で作業再現性を検証する実証的な試みも含まれている。ここで得られた知見や課題は、スペースエントリーの今後の自動化・遠隔化に向けた取り組みに活用し、日本の将来の宇宙産業の発展へと還元・貢献していく。
2026年7月1日









