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宇宙空間で出会った短歌が完成

Space BDとSPACE VALUEは、岩手県花巻市を宇宙で盛り上げる「花巻スペースプロジェクト UP花巻」の一環として、花巻北高等学校の生徒が携わった人工衛星『YODAKA』を2024年11月5日・11時59分(日本標準時)に打ち上げ、YODAKAミッションである短歌の制作を10月から実施している。今年2月20日に歌人・木下龍也氏を招いて、同校にてその成果発表会を開催した。


▲短歌成果発表会の様子

花巻北高の生徒たちが考えたミッションとして、YODAKAに地上から短歌の上の句と下の句を別々に送信し、偶然に出会った組み合わせの短歌(連歌)を作成するという試みを実施。全国および海外から募集した413句の上の句と、花巻北高の1・2年生を中心とした生徒たちが創作した430句の下の句を、花巻と東京の地上局から試験電波を通じてYODAKAへ送信。

衛星の姿勢、通信状況、送信タイミング等が折り重なって宇宙空間に辿り着いた順番で上の句と下の句が独自に組み合わさり、最終的に307首の短歌が誕生した。

成果発表会では、宇宙空間で生まれた短歌の品評が行われ、奇跡的に出来上がった307首の中から、【一席】「目が慣れてきたころ空は語りだす あなたにとどけわたしはここに」など 秀作11首も発表された。

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